金環日食

たぶん、今日このタイトルのブログは多いことでしょう。
はい。
見ました。
曇りという天気予報を見事にはねのけず、曇りのままよく見えました。


この世紀の天体ショー。どうやって息子に見せるか。
かなり時間をかけて準備をしてました。

まず、金環日食がある、と知った4月初旬。
家の電球と、地球儀・ボールを使って、3歳の息子に「公転・自転」の仕組み、月・太陽の位置関係を見せました。
たぶん、理解してません。でも、父親がなにか一生懸命教えてくれようとしていることだけは理解してました。

次が、ラッキーなことにコールマンキャンプカレッジで、ビクセンの人の講習。これで、息子の頭に「なんか、金環日食という特別なことがあるんだ」ということが刷り込まれました。


で、1週間前から毎日カウントダウン。
昨夜はどんな風に見えるのかを、日食眼鏡の付録についていた、図を見せて最終確認。
今日は、早起きするからと、普段より1時間半も早く寝かしつけました。

金環日食自体は7時半ごろ。
その時間に太陽を見ればそれでいい話なのですが、それだけでは息子が日食を理解していなし、その凄さを解らない、と思い、日食の始まる6時19分に間に合うように6時にたたき起しました。

食の入りに間に合わせ、「太陽が欠けていく」という感動を味あわせて、自宅に戻り朝食。
朝食終了がおよそ7時20分。
それから外に出て、家族で観察。
金環日食になったら、ちょっと暗くなり、そしてちょっと涼しくなったことを肌で感じながら、観察してました。


親がえらく感動しているのをよそに、息子は環になったところで「あきた」と言い出し観察終了。


その後、自宅に戻り保育園の準備をして、普通の1日が始まりました。
保育園へ行く直前に、再度太陽を見せて、食の終わりを見せて、「日食」というものをより確実に理解させたのでした。


今、4歳の息子。
どれだけ覚えているのかは、不明ですが、かすかな記憶に残ってくれればと期待しています。